All hands on deck 全員で総力をあげる
元々は全員甲板に集合!と言う意味の船で使う言葉のようですが、
「みんなで力を合わせて頑張ろう!」と言う意味で
ビジネスでも日常でも使うようになっています。
私がこのフレーズが気になったきっかけは、
海外ドラマ~NCIS ネイビー犯罪捜査班~の中で、
捜査官のトニーが元同僚のジヴァの死を知って取り乱すシーン。
このシーンは短く、聞き取りやすい英語ばかりなので見たことない方は是非。
元同僚のNCIS女性捜査官ジヴァの死を知って、
トニー・ディノッゾは動揺を隠せないままNCISのオフィスに入ってくるところからのシーン。
ジヴァと一緒に働いていた頃を思い出しているところへ、ボスであるギブスが来ます。
一刻も早くジヴァを殺した犯人(トレント・コルト)を捜すべく、
手がかりを追いかけようと感情的になるトニーとそれをなだめようとするギブス。
そこへトニーの父親がオフィスへ入ってきます。
父親がトニーに「家へ戻ろう、時間が必要だ」というのに、必死に犯人を探そうとするトニー。
トニーのセリフ(0:49):
Oh, yes me. when we've lost our agent before, haven't we? When we do it, all hands on deck!!
英語のフレーズを真剣に聞き取らなきゃ、と言うよりは、
ドラマのストーリーの中でトニーがこんなに起こるのはあまりなかったし、
トニーとジヴァのコンビのストーリーが好きで好きで仕方なかったので、
何回も見るうちに、
そういえばこのall hands on deckって普段使えないかな?
と思い始めたのです。
気になるフレーズは使えるようになる
気になったフレーズは使えるようになる、というか、
使いたくなる、
使える場を探す、
ことによって、いつのまにかそのフレーズは自分のものになり、
日常で使っているのが本当のところです。
正直、気になるフレーズってしょっちゅうドラマの中に出てくるわけではないですし、
英語ニュースを聞いていてもなかなか心に残るものは少ないです。
心に引っかかったり言葉が頭にとどまる前に次の英語が波のように襲ってくるので、
内容全体を理解することに気を取られてしまう。
その中でも、all hands on deckや過去に書いた記事に出てくる気になるフレーズのように、
一度引っかかったものは調べたり、使うシーンを探したり、実際使ってみたりと、
英語学習者にとってはよい方向へ進むことができると思います。
こんな短いシーンですが、
実はほかにも気になるフレーズがありますので、それはまた次回書こうと思います。