慣れは成長を止めるかもしれない
英会話スクールやカフェ、オンライン英会話をいくつか試しました。
講師との相性、使う教材の質、自分が納得する価格。
レッスンの内容とそれに見合う価格でどこのスクールにするか選んできて、
現在通い続けているスクールはもう7年になります。
初めは生徒2、3人と講師一人でしたが、
コロナ禍以降はオンラインに切り替わったことでマンツーマンになりました。
一つのスクールに7年通い続けることは長いらしく、
私はスクールではかなり古い生徒のようです。
二人の講師をスケジュールに合わせて選んでいますが、
週2回のレッスンを受けていると、
ほぼ毎週二人と話しているわけで、
友人と会う回数よりも多くなります。
レッスン内容はニュース記事を読み、ディスカッションするタイプ。
トピックはサイエンスや時事問題といろいろあって、
レッスン前に記事を読み、ボキャブラリーを確認し、
記事内容について話し合う。
ずっと気にいったレッスンスタイルでしたが、
とうとう飽きが来てしまいました。
講師に他の教材で受けることは可能かどうか聞いたところ、可能とのこと。
先日より、別の教材を使ったところ、
レッスンを受けた後の充実感が全く別ものになりました。
いい意味では、ボキャブラリーと言い回しを増やすことができ、
良くない意味では、言いたいことがうまく言えなかったので、
自分が今までどれほど慣れきった環境に甘え過ぎていたかを認識できたように思います。
日常は予測できないことも多い
仕事上、英語でのプレゼンがある、
外国との英語ミーティングがある、
時々外国人のお客様が会社にやってくる、
というようなことがあります。
上司が外国人であれば、毎日仕事をすること性格、話し方、アクセントに慣れてきますが、
私の仕事の場合は、「時々」というのがクセモノで、
毎日外国人と顔を合わせているわけではありません。
スピーキングは毎日使っていないと忘れる、というか、
口が固まってしまい、スムーズに言葉がでてこない。
ビジネス英語は型がある程度決まっているので勉強すれば使えるようになるとも言われますが、
実際は雑談することや一緒に食事に行くこともあるので、
必ずしもビジネス英語だけで安心というわけではありません。
新しいことを意識して取り入れる
今の環境に問題がないのにわざわざ慣れたことを変える必要があるのか？
といえば、変えなくてよいことももちろんあります。
日常生活の中で居心地のいいものをストレスがかかるものへ変更する必要はないと思います。
しかし、英語学習はそれとは違う気がします。
中級レベルであれば知っている単語とフレーズだけで乗り切れることも多いけれど、
なるべく多くのパターンの会話に慣れることができるように、
とっさの一言も言えるようになりたい。
スクールを変える、講師を変えるというような大きな変更ではなく、
小さな変化を毎日に取り入れたいと思います。
