子供同士の喧嘩
カナダの保育園(デイケア)で起こった出来事。
デイケアに5歳の息子を預けている間は私は見ていないので、後から聞いた話です。
保育園で仲のよかった6歳の男の子コーディと喧嘩をしたらしい。
原因はゲームの取り合いで、
息子がゲームを取られてしまい、
その後なかなか使わせてもらえなかったとか。
日本でもよくある話です。
子供同士の喧嘩は世界共通と考えて、
日本と同じ様に対応するか、
それとも一時的に海外にいるので状況に応じて対応を変えるのか。
正直、判断しにくかったです。
状況に応じて対応を変えると言うのは、
息子はカナディアンのコーディと違い、
英語でコミュニケーションが取れるようになったとはいえ、
息子の話す英語は拙いはず。
それを親の私は知っているので考慮に入れて
自分の意見を上手く主張できない息子に対して甘く判断するのか、
それとも英語力は関係なくゲームの取り合いにだけ焦点を当てて、
「順番に使うんだよ。」
「貸してくれなかったら、順番って約束だよってとコーディに言うべき」
と息子を諭すのか。
「言い合いで負けるのなら、ゲームで遊ぶのをやめて
コーディはほっておいて別の子と遊んだら」
と言うのか。
デイケアの先生といっても、日本で通っていた認可保育園のような形態ではありません。
カナダではデイホーム、デイケアという家で子供たちを見てくれる日本でいう無認可保育園のようなもの。
もちろん先生は保育士の資格を持ったいい人で私たちのステイ先のホストマザーでもあったので、
彼女の子供たちの扱い方になんの文句もありません。
保育園は英語力の実践場
ただ、思うのは、
トラブルが起こった時に
自分の英語力の低さを直に感じたものです。
どう対処するのであれ、
親の考えをデイケアの先生と意見交換するのは、
論理立てて話す必要があり、
自分の子育てに対する考えをはっきり示す必要があり、
先生の考えも取り入れる。
日本語でも言い方に悩みそうなことを
英語で伝えなければならず、
特にカナダに到着した直後の息子関係のトラブルのたびに
英語力の実践力を問われているような気がしていました。
トラブル事態は解決しても、
英語力をもっと上げなければ生活に支障が出そうだ、
と気分が落ち込んだケースもあります。
海外の保育園に子供を入園させる以上は
このようなトラブルは想定すべきですが、
先生との英語のディスカッションの詳細までは想定しないまま、親子留学するのがほとんどのケースと思います。
留学中の自分の勉強より、
カナダでの子育て生活のほうが実践的と感じる日がかなりあったのを覚えています。
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