帰国後、子供の英語力はどのようになったのか?
どのようにすべきか?英語力をキープするのか、忘れても自ら勉強するまで自然に任せるのか?
親子留学には大きく分けて2つ種類があると思います。
親が留学するために連れていくケースと子供の教育目的で親が一緒に行くケース。
私は前者でした。
そのため子供の英語はカナダで自然に生活の中から身に付き、
帰国後は自然に忘れるという流れになります。
それは帰国前から分かっていたため、どうしたものか?と考えましたが、
子供の英語力が目的でカナダへ行ったわけではなかったため、自然に任せることにしました。
※ 下記は当時、子連れ留学するために利用したカナダトロントの留学エージェントです。
https://www.educationprime.com/
結果、子供は1、2ヶ月で英語を忘れていきました
帰国当時、息子は6歳。
カナダ到着1か月後から彼は徐々に英語を話し始め、数か月で日本語を完全に忘れました。
ミックスして話す姿はとても興味深く、面白いと思っていましたが、
帰国後、日本語に囲まれ話すことを思い出し、英語を次第に忘れていく姿は、
見ていてさみしいですが、これも環境に適応できている姿と納得しました。
言葉に特化して書いた記事は別の機会に詳しく書いています。
まず、初めて英語を話したフレーズは「Can I have a tea?」(外出中にのどが渇いて)
次の言葉は「It's not fair!」(現地の友達とゲームしながら)
帰国後は「お父さん」(イントネーションが英語寄り)
日本語がうまく話せないので黙っていることが多かったかも。
日本へ帰ってからは私が英語を生活に取り入れているのでそれが生活の一部になっていることはありました。
私は1日の中に英語のテレビ番組や海外ドラマを結構な割合でみているので、
影響は大きいと思います。
親の生活サイクルへの子供の巻き込みで、海外料理を取り入れたり、一緒に料理番組を見たり。 → こちら Giada De Laurentiis
親の私でさえ、日本に帰ってくれば留学時代の英語力をキープするのは大きな悩みだったので、
子供は忘れて当然ですよね。
なぜか子供にも英語を忘れてほしくない!と強く思ってしまい、欲張りなものです。
親の帰国後の悩みについてはまた別の機会に書いて行こうと思います。
そして18年後の現在、彼はカナダへ
息子自身は英語を忘れ、日本語の生活に完全に戻っても、
彼自身の中にはカナダで幼少時を過ごしたという思いがずっとあったようです。
海外生活が自信に繋がるも、
英語を忘れたことで時にはそれがコンプレックスにもなる。
それでも帰国後、私と一緒に行った数々の海外旅行も記憶にプラスされ、
家の中では親の私が英語を学ぶ姿を見ている。
そんな18年でした。
彼に英語を学ぶことを進めたことはなく、
日本の学校生活、サッカークラブ、友達関係でめいっぱいの学生生活でだったけれども、
結局最後は海外へ行きたいと突然言い、日本を出ていきました。
英語はいつ学ぶのがベストか?
いつでもいいと考えるのが私の結論です。