留学して日常英会話はできるようになったけど、日本ではあまり使っていなくてどんどん英語力が落ちていると感じる。
せっかく留学したけど、英語を使わない会社に就職してしまった。
留学が無駄だったとは全く思わないけれど、かなりのお金を使ったし果たしてよかったのか？
仕事では使わないので、趣味として使うことにしたけれどそれでよいのだろうか？
そんなふうに悩んだことありませんか。
私は幾度となく考えたことがあります。
帰国後、英語を使う仕事をしても読み書きだけだったり、
全然英語を使わない時期もありました。
せっかく留学で勉強してきたことを忘れないように日常生活に取り入れるけれど、外国生活と全く同じ環境にすることは難しいです。
すると、留学したのに。。という思いが自分の中で駆け巡り、スランプに陥ったこともありました。
結論、留学は資産ではなく経験です。
留学してもしていなくても、他人から見てわからないものと思います。
そして誰も他人の留学体験をそれほど気にしていません。
留学を経て資格を取れば、その資格は自分の資産となります。
留学を経て起業すれば、そのビジネスは自分の資産となります。
語学以外の目的で留学した場合でも同じと思います。
語学も勉強も身についたけれど帰国後、活かせていない、
仕事で英語を使うけれど留学時に使っていた英語とビジネス英語は全然違うし、
ビジネス英語は留学しなくても学べるし。
でもこれらのことは留学する前から分かっていることです。
今の時代、やりたい仕事にすぐ就けるわけではない。
帰国したらもっと自ら進んで英語を使う環境に身を置かないと、せっかく身についたものも廃れてしまう。
それでも自分のお金を使って留学するのは、
日本を出て環境を変えて、海外で自分の力だけで生活したくて、新しい知識を身に付けて、
そして未来を夢を心の中に膨らませているからだと思います。
帰国後の悩みは様々でアップダウンあったけれど、
留学しなくてもよかったとは少しも思ったことはありません。
英語力は二の次で、人生で一番大事なのは人間力だと思うからです。
英語より人間力を鍛えることが大事
専門知識、対人スキル、コミュニケーション力、集中力。
多少間違った単語や文法を使ってもこれらがなければ仕事になりません。
今、私が働いている会社の本社は海外にありますが、英語が公用語ではない国です。
そのため本社とのやり取りや会議は英語ですが、お互い第二言語。
英語の正確さは全く問題となったことはありません（コミュニケーションできることは最低ラインですが）。
留学体験は人生で考え方が変わるほど、大きなイベントです。
でも目に見える資産ではない。
自分にしかわからないけれど、自信に繋がる人生の支えと心の資産になるものということは確かです。
