ビジネス英語

使えるイディオムを使う

膨大にあるイディオム

英語の生活、英語学習の中でイディオムは避けて通れないような気がします。

でも学生時代にイディオムについて詳しく授業を受けたことがなく、20歳以降に知りました。

実際はイディオムを知っていないと聞き取れても意味が理解できないし、

知っていないと自分で話せない。

そもそもかなり多くのイディオムがあり、それを全て覚えるのは大変な労力。

留学時代にイディオムのクラスを取ったことがあります。

ヨーロッパの言語では英語と似たものが多いのか、

あちらからの留学生はすぐ馴染んで使い込んでるようでしたが、

日本人は苦労しているように見えました。

当時多くのイディオムを覚えたのですが、10年以上たった今は忘れているものも多い。

リスニングには必要なので今でも役立っていますが、

自ら使う文章の中のイディオムは限られたものばかりになっています。

私が実際に仕事でよく使うイディオム

Get straight to the point  要件に入りましょう、はっきり言えば

Back to square one   振り出しに戻る

In a nutshell    要するに、簡単に言えば

Keep me in the loop 最新情報を共有してください

Don't beat around the bush 遠まわしに言わないでください、はっきり言うと

 

上記は一般的にもよく使う頻度の高い例で、

私が日々使っているものです。

  • 海外ドラマや映画、外国人と話していて実際にでよく聞いたもの
  • 仕事で使えるもの

の2つの基準で選んで使っています。



たくさんあるイディオムをどう覚える?

例えば教科書を使って毎日3つ覚える、ひと月経てば90個覚えたことになります。

イディオムは必要だと言いながら私がそれをしないのは、

覚えても90個を実際に日々使うことになるのかというと、そうではないからでした。

教科書に載っているイディオムの中には内容がお堅い本の中にしか出てこないようなものや、

昔は使っていたけれど今はあまり聞かないというようなものが多く含まれています。

クラスで先生に聞いても「これは使わないな」というものがけっこうあって、

それらを片っ端から覚えるのは無駄だと思いました。

 

イディオムは使わなくても別の言葉で言えばスピーキングには困ることはなく、

コミュニケ-ションは成り立ちます。

一方で、ネイティブの人たちの中ではしょっちゅう使われているので、

日常のリスニングを考えるとできるだけ多くのイディオムを知っているほうがよいと思います。

 

イディオムの教科書を順番に全て覚える必要はなく、ざっと流してどんなものがあるかは読みます。

その中で海外ドラマによく出てくるもの、耳につくものを選んで自分で使うことにしています。

同じ年齢前後の俳優さんが使うのを真似ていることが多いかもしれません。

 

丸ごと暗記する方法は後で忘れるものだし、

だからといってひとつひとつ背景を一緒に覚えるのも膨大な時間がかかる。

独学が無理だとはもちろん言わないけれどイディオムを学ぶためには、

ドラマや映画、ネイティブの人たちに実際に聞いてみる、

など独学よりも周りのものや誰かに頼って勉強することがコツだと思っています。

イディオムひとつ前置詞や単語を間違えると意味がおかしくなります。

丸ごと覚える必要があることも重要。

 

リスニングの中ではざっと意味がわかればいい、

でも自分がスピーキングで発するイディオムはきちんと覚えて

間違うことなく使えるものでなければならないと思います。

身についた使えるイディオムを使うこと。

数は多くなくてもよいので、うろ覚えでなくきちんと使うことですね。



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