話す言語が変わると人格が変わる?
日本語で話している普段の生活での性格と、
英語(外国語)を話す時の性格が変わる人がいる、という話があります。
それに私が気づいた10年以上前の当時、いつもと違う自分になれることが嬉しかった。
日本語でそんなにはっきり言うと空気を読んでいない、周りから一歩引かれる、
周りの目を気にしてだんだん言えなくなる、みたいなことも
英語なら堂々と言える。
単に英語に自信が持てたと思い、喜んでいました。
元々、内弁慶でなかなか意見が言えない時とそうでもなくはっきり自分の考えが言える場合があり、
これは私の性格だから素の自分だから、と思っていたところに、
英会話の勉強を始めてから、初めて自信が持てた瞬間の一つです。
自信の表れ
昔受けた英語のディスカッションの授業で、
トピックを与えられれてその後二つのグループに分かれてそれぞれ反対の意見を持ち、
議論して相手グループを言い負かすというものがありました。
本当の自分の意見は関係ありません。
機械的にグループを指定され、本当は議題に対して肯定派の意見を持っていても
反対派のグループに入れられたら反対の意見を言わなくてはなりません。
ディスカッションの授業なので、どのように相手を納得させることができるのか、
自分の意見の表現方法が目的だと思うのですが、
本当の意見ではない意見をいうためには、違う自分を見せなくてはならないという自然と、演技のような状態になったのです。
それが私にはとても新鮮で、単純に楽しかった。
いつもと違う自分になれる。英語もスキルアップする。
相手を納得させるには声のトーンや話すスピードも変えたり、
演じている自分に心が躍る気分、ワクワクする状態でした。
誰かのモノマネや演技と思えばよい
英語を話すととたんに声が小さくなり、伝わっているのかどうか自信が急速になくなるときがあります。
でも英語を話している時は違う自分になっていると思えば、何も怖くない気がします。
日本語は特に抑揚のない言語なので、英語を話す時にはイントネーションを強めに付けて話すと上手く話せている気がします。
この「上手く話せている気がする」というところがポイントで、
実際は文法が間違っていたり、使う単語や発音が間違っていてもいいんです。
普段から、英語ネイティブの方を映画やドラマ、テレビ等で見て、
この人の話し方いいなと思う人を真似て話すのが好き。
一般的に人のモノマネっていいようには言われないけれど、
英語学習には効果のある方法です。